【アンケート公開】相続トラブルとその解決に関する調査（2023年）：解決にかかった金額等を公開

当サイト「一般社団法人 相続解決支援機構」では、相続経験者100名を対象にアンケートを行い、「相続トラブルとその解決に関する調査（2023年）」を調査しました。

この記事ではアンケート結果とその結果に対する考察をまとめました。

1.相続経験者の中で何らかのトラブルを経験した人は67％

全体の約70％に近い人が相続でのトラブルを経験しています。

相続トラブルは決して他人ごとではありません。

2.相続した財産に不動産（土地・家屋）が含まれていた人は80％

日本の相続は、財産に不動産を含む可能性が非常に高いです。

本調査でも80％の人が不動産を相続しています。

相続では不動産は「物理的に分けられない」「1円単位での分割が困難」という特徴をもっており、相続トラブルになる原因とされています。

3.不動産相続がトラブルの原因になったと答えた人が44％と最多回答

先ほど説明した通り、不動産はその特徴から相続トラブルに繋がりやすい財産です。

本調査でも、相続トラブルの原因として「実家の相続：26％」「実家以外の不動産相続：18％」の合計44％の人が不動産相続がトラブルの原因だと回答しました。

4.相続トラブル発生時の対応としては「弁護士、司法書士等に相談」した方が最も多い結果に

法律の専門家である「弁護士、司法書士等に相談（44％）」と答える人が最も多かったです。

「相続人のみの話し合いで解決した（24％）」と答える人もいましたが、多くの方は第三者に相談しています。

5.相続トラブルの解決にかかった費用は～50万円が54％と過半数を占める

相続トラブルの解決にお金がかからなかった人が35％いた一方で、解決に～50万円のお金がかかったと答える人も54％いました。

6.相続トラブル解決までの連絡頻度は「1週間に1回」が46％で最多回答

相続トラブル解決までの連絡頻度としては、「1週間に1回（46％）」が最多でした。

揉めている相手と連絡を取ることは精神的に大きな負担となるでしょう。

弁護士等に依頼することで一切連絡をとっていない方も12％いました。

7.トラブルがあった相続で遺言がなかった割合は75％

トラブルが起きた相続の75で遺言がありませんでした。

遺言があれば亡くなった方の意思を直接伝えることができ、相続トラブルの防止に繋がるでしょう。

8.トラブルがあった相続の遺産総額は1,000万円以下が43％

相続トラブルは遺産額が多い人だけの問題ではありません。

本調査でも遺産相続1,000万円以下でのトラブルが約40％との結果が出ており、一般的な家庭の相続であってもトラブルが起こる可能性があります。

【重要】相続は基本的に90日以内に方向性を決める必要があります

すでにお話ししたように相続放棄等には90日の期限が定められています。

仮に自分が「よし相続するぞ！/相続放棄するぞ！」と決意しても、それだけで自動的に手続きは完了しません。

相続人間で話し合い、相続をまとめていく必要があります。

相続人にはそれぞれ利害があるため、「限定承認を使おう」と言う人もいれば「遺品を売却して現金で分けよう」と言う人もいるかもしれません。

相続の話し合いは、相続人が多ければ多いほど揉めやすく、意見をまとめるのにも時間がかかります。

あっさり決まると思っていた相続の話し合いが、相続人間の意見の違いで難航し時間がかかることもあります。

この話し合いに物理的に分けられない不動産が含まれてくると、より相続をまとめるのが難しくなるとイメージできるはずです。

相続人間の話し合いは「90日あるから余裕」ではなく、むしろ「90日でも足りない」と考えた方が無難です。

不動産を含む相続は当法人にお任せください

先ほども説明した通り、不動産を含む相続はほかの相続よりも揉めやすく、解決に時間を要するケースが多いです。

不動産を含む相続も90日以内に終わらせるためには、プロに相談することをおすすめします。

当法人には下記のような強みがございます。

▼当法人のメリット
1.窓口ひとつで対応：不動産に強い相続コーディネーターが各専門家と連携して問題解決にあたります
2.不動産相続に特化した専門家集団です：不動産を含んだ相続でも90日以内に解決策を提示します
3.緊急度の高い案件にも対応できます：90日の期限に間に合わなさそうな場合もまずはご相談ください

当法人は不動産を含む相続案件に強い法人です。

当法人の中に相続コーディネーターが在籍しており、ご相談内容に応じて弁護士や税理士といった各専門家と連携して問題解決にあたります。

不動産を含む急ぎの相続案件は、ぜひお任せください。